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群馬エコロジー住宅協同組合
〒377-0027 群馬県渋川市金井443-3
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 イベント情報

こちらでは、群馬エコロジー住宅協同組合主催のイベントをご紹介いたします。
今後も新たなイベント予定を随時、お知らせいたします。

  県産材の利用と木質バイオマス 平成18年2月22日(火)

私たちは、木材を環境資材と位置づけ、住宅資材として木材を使用することで地域環境や環境保全に繋がると考えます。しかし、県産材をより活用しようとすると製造過程において端材や、のこくず等が多く出てしまいます。この未利用資源(木質バイオマス)の活用を考えていかなければ利用促進には繋がりません。そこで、前提条件として住宅の高性能がありその上で未利用資源の活用を推進し、省エネに取り組むことでCo2削減から地域環境の保全、しいては地域材の利用促進にも繋がると考えます。
県産材の利用と木質バイオマス講演会
講演会の様子
 
県産材の利用と木質バイオマス講演会
 
 
まず、住宅の性能がいかに大切かから講演が始まりました。いくら省エネといっても断熱性能が低ければ暖房エネルギーの垂れ流しです。その上、ここ数年原油価格は上昇しコストもかさむと同時にCo2の排出により環境問題もクローズアップされています。
そこで、地域環境の保全と地域材の利用促進を考えると県産材の製造過程から発生する未利用資源をもっと有効に活用する事が地域環境にも利用促進にも繋がる近道ではないか。スイス、ドイツなど欧米諸国ではこのような木質バイオマスの活用は進んでおり私たちのこの国、この地域でも積極的な取り組みが必要であると考える。なぜなら森林国、森林権であるから・・・
次世代に、このすばらしい自然環境を伝え残すことは私たちの責務であります。
  講師の長土居さん
講師の長土居さん

  林業見学会 平成17年10月15日(土)

川上から川下までの相互理解が目的。生産者と消費者がお互いを理解しあう事により地域材の大切さや、利用する事で環境保全に繋がる事を再認識する。
それにより、同じであれば生産者の顔の見える安心、安全な研産材を使おうという気運に繋がると考えます。
講師には、この道一筋30年のベテラン角石林業鰍フ角田博様にお願いをします。角石林業株式会社は社員20名(伐採班4班)を有する県内でも大手の業者さんです。実際の伐採現場にて森林や林業の事、そして伐採の事、さらには国産材を使う事の大切さを知っていただく為の一助とします。
林業見学会 事前講習
作業前の事前講習
 
林業見学会 事前講習
 
まずは、安全の為の諸注意から始まり、専門家(伐採、造林業者)の視点から間伐、全伐を含めた林業の大変さや、大切さを知っていただきました。そして、このような苦労、努力の上に地域環境の貢献する地域材(群馬県産材)の生産が成り立っているということに気付いていただき、群馬県産材活用の意義を理解することに繋がりました。
林業見学会 作業風景の見学
実際の作業風景の見学
 
林業見学会 作業風景の見学
 
事前講習で話は理解できたと思いますが、「百聞は一見にしかず」実際の作業風景をまじかで見る事が出来、その大変さに驚くばかりの参加者でした。
林業見学会 県産材
 
 
林業見学会 記念撮影
 
最後に、今回自分の所有する山林から木を切り、自宅に使用したいという希望のある参加者のみなさんと組合スタッフとで記念撮影。

  ぐんまの木を活かす家づくりセミナー

 

 シックハウスのない家づくり 平成17年2月17日(木)

ここ10年位前から大きな社会問題となっているシックハウス症候群は、一度かかると治りにくく、自殺まで考えるほど原因特定が難しい病気です。また、治療方法も確定しておらず、前橋の青山美子先生を筆頭に、ごく少数の医師でしかこの病気に対して治療できず、患者の多くは今でも満足な治療が受けられずいるのが現状です。
こうした背景の中で、健康で快適な住宅を建てるためには、現場での施工を担当します皆様方の力が必要不可欠であります。シックハウスで悩む患者を増やさず、施主が明るく健康で住める住宅建築の為に、もう一度シックハウス症候群とは何か、そして自社の現状認知と対シックハウス症候群対策の為の知識や室内空気の測定方法等を共に学び、安心と安全の家づくりに活かしましょう。
シックハウスのない家づくり
『シックハウスのない家づくり』の様子
 
シックハウスのない家づくり
 
 

 化学物質がもたらす健康被害とその対策 平成16年10月23日(土)

私達の身の周りには様々な化学物質が存在します。身近なものでは衣類の防虫剤や、トイレの芳香剤などに含まれています。こんなにも近くに存在するがゆえに、化学物質の人体への影響や危険性は、あまり大きな問題として認識されていません。
この有害な化学物質による被害は、シックハウス症候群に代表される“環境病”とされており、特に本人が初期症状を自覚していないケースが多いようです。また、この被害を一番受けやすいのが、体力的な弱者である子供達だそうです。
今回は、専門医として、化学物質による環境病被害者の治療に取組まれる、前橋市の青山美子医師をお招きし、化学物質が人体に及ぼす影響や、それを防ぐ為の方法(例えば住環境であるなら、出所のしっかりした木材をはじめとする自然素材を用いる)など、数多くの臨床事例を交え、ご講演いただきます。
自分たちの住環境・子供たちの学校環境・大気汚染(農薬空中散布)による地球環境は、大丈夫なのでしょうか?まずは、疑問を持つことからすべてが始まります。
化学物質がもたらす健康被害とその対策   化学物質がもたらす健康被害とその対策
『化学物質がもたらす健康被害とその対策』の様子
 

 松井郁夫が語る伝統構法 “木組みの家 平成16年9月11日(土)

 
松井郁夫が語る伝統構法 “木組みの家”   松井郁夫が語る伝統構法 “木組みの家”
『松井郁夫が語る伝統構法 “木組みの家』の様子
日本各地でテーマパークがこぞってつくられ、その数多くが消えていった。
しかし、歴史的な街並みの再生や保存を行なったところは、今でも多くの人が訪れ賑わっている。そこに、まちづくりのヒントがあると考える。(家づくりにもつながる)世の流行から、こぞって足並みを揃える風潮が、無駄で、存在価値が長続きしないことは明白であり、家の資産価値という観点からも同じことがいえる。
長い時間を過ごすことのできる家(長寿命な家)=民家、の良いところに学び今に活かすことが、トータルに考え、お金を無駄遣いしない循環型の家づくりとなり、消費型住宅からの脱却ができる。
それには永く住める間取りと骨組み、民家の知恵と工夫を取り入れ、地域の気候風土に適した家づくりが必要。
また、職人が木を読み適材適所に使う。
木は自然な素材である為、反り、狂い、割れが生じる。木を見立て、それが後々どう動くか等を判断し、場所や向きを考えて使う。本来の職人のあるべき姿だ。
しかし現在、多くの家づくり現場において、それが反映されておらず、職人の技術を発揮する機会が極端に減っている。(できているものを取付けるだけの組立工としての大工を必要としている現場が多い)
また木で組むという事は、木を交差させて組んだり(仕口)、つなげたり(継手)し、金物を使わず木だけで組むことをいい、組み上がると頑丈で揺るぎない骨組みをつくる事ができますが、後で、必要に応じて外すこともできる。古民家が再生され現代に蘇るのも、このような伝統の継手と仕口が、何度でも組み直しが効くものだからです。
上屋と下屋の構成(不変と可変構造)
かつての民家は、暗く寒く住みづらいといわれ、高度成長期には簡単に壊されてきました。しかし実は住む人にとって最も重要な、丈夫で長持ちする架構の知恵や生活の変化に対応する間仕切りの工夫が詰まっています。
古民家の架構(構造)にはルールがあり、上図のように骨組みを上屋と下屋に分け、不変部分と、可変部分の用途をそれぞれ決めることで、耐久性を高め、百年以上も生き続けてきたのです。
主に水廻り等の腐り易い部分は、取り替えしやすい可変部分(下屋)と、座敷廻り等の生活の基盤になるところは、何世代にも渡り生きる不変部分(上屋)とを将来的なことを見越し、架構体(骨組・構造)をつくって来た。
また、建具を動く壁と捉え、合わせて変化に対応してきた。
成長する架橋
このような単純なルールが存在するだけでも、後々のメンテナンスに違いが出てくる。コーティング材などによる表面上のメンテナンスフリーに惑わされず、家の骨格を考えた上でのメンテナンス性を十分考慮することが、長寿命な家の実現には欠かすことができない。なぜなら、一度建ててしまった家の骨組みを変えることは、不可能に近い。実際に変えるのならば、新しく造りかえることになり、従前の家が産業廃棄物になってしまう。これからの家づくりは、
1. 山を知る=ふるさとづくり
(山の現状を知り、荒廃している山が自分たちにどう跳ね返ってくるか。また、逆に山の人達が、家づくりの現場を把握することも必要)
2. 木をつかう=素材の循環
(家に使えるまでに最低60年。二酸化炭素の貯蔵庫としての機能)
3. 長寿命の家=持続可能な家
(家族構成によって対応が可能で、環境負荷を極力与えずメンテナンスできる)
4. 伝統の見直し=新旧の融合
(昔からある家づくりの良さを取り入れ、一般的な補強金物で建物の強度を計るのではなく、木を組むことで粘り強い構造を保つ。)
5. 温熱環境を考える=Co2削減
(家をつくる場所の気候を考慮し、冬は太陽の熱を効率よく取入れ、逆に夏は、遮蔽する。空調機器による無駄なエネルギーを極力使わず、温熱をコントロールする緩衝空間を計画的に設ける。)
そして、住まい手にも役割があることを家づくりの際の大きな要素として挙げている。難しい問題ではあるが、家の住まい手は、「家をつくる時点の自分の趣味などに傾向し過ぎず、公の意識として、長い間住み続けることの想像と検証、そして自分の子孫に伝えてゆく気持ちをしっかり持つ事。」便利・簡単・手間いらず、には疑問を持ち、本質はどこにあるのか、自分なりの芯を持ち合わせることが、自らの家づくりの質を高める重要な柱となる。

 南雄三が語る本当の木の住まい 平成16年3月6日(土)

<気候風土と木造住宅>
●第一部
本来、木造住宅のあるべき姿は、地元の人(職人)が地元材(近くにある木・土・紙など)を吟味しながらつくり上げ、その後も手を加えながら、長持ちさせて行くことができる長寿命なデザインと構造を持ち、環境負荷を軽減した家づくりの実現がその根源に存在しなければならない。
それは元来地元で造られてきたその地域の気候風土の特性を考慮し、上手く取入れ活かした
家=民家に通じている。と、世界各地の地域性を加味したデザインと資材調達の仕方からはじまり、国内の実例映像を交えながら、講演されました。
●第二部
南雄三氏は平成7年に自邸を改修した。古くても良い部分はそのまま活かし、断熱工法と木製窓によって気密断熱化を計り、雨水利用のビオトープ庭で夏には蛍が見られる。
この大正時代に建築された自宅の再生概要を環境共生住宅推進協議会が実例として紹介しているビデオを上映し、その思考とデザインの深さに感心させられました。
第一回参加者・・・30名(21組) 過半数の参加者が第2回の参加を希望。
アンケート結果・・・
1. 南さんの話し方が面白かった。
2. 日本の建築の良さを改めて確認できた。
3. 楽しく聞かせてもらった。世界各地の建築工法や日本の住宅流通事情などが興味を引いた。
4. 今まで聴いたことのない視点で話が聞けて良かった。
5. 改めてどんな家づくりをすべきか考え直すきっかけになった。
6. 知らない言葉が多かったが、逆に勉強になった。
7. 環境共生についてもっと聞きたかった。
8. 家のメンテナンスによる長持ちのさせ方をもっと聞きたい。
など・・
南雄三が語る本当の木の住まい   南雄三が語る本当の木の住まい
『南雄三が語る本当の木の住まい』の様子